熊本記念競輪展望(コンドル出版社)

コンドルネット新聞
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レース展望

今回のポスターは、書道家武田双雲氏が7年連続で手掛けた「希望」、3年後には熊本競輪が完全リニューアルされての再開が決定した中で、今年も久留米の場を借りて記念開催。例年にも増して凄いメンバーが斡旋されました。

主役は東京五輪で世界の超一流アスリートと互角以上の勝負を演じたSSの脇本雄太(福井)。疲れのピークの中で走った平オールスターは人間離れしたスタミナとパワーで準Vの快挙。これで静岡グランプリ出場が見えて来たのは事実。熊本記念で弾みを付けて、次の寬仁親王牌(弥彦)で3連覇を決める予定なら、今回は大事。それにもう一つ有利なのは、福井の仲間、野原雅也・伊原克彦・鷲田幸司が一緒であればリラックス出来る事。

昨年の名古屋オールスター決勝で脇本を制して優勝決めた松浦悠士(広島)、それで波に乗り、今年は京王閣ダービー・函館サマーナイトの優勝に記念Vを量産する事で、賞金レースは独走中。先行・捲りの自力を主戦法にメンバー・展開に応じて使い分ける安定性は群を抜いて居り、Vの一角。連携するのはベテラン香川雄介(香川)に取鳥雄吾・三宅達也の岡山コンビ、自力の久米康平・島川将貴の徳島コンビ。

関東の雄、平原康多(埼玉)はグランプリ連続出場にラストスパートの時期、名パートナー諸橋愛(新潟)とのタッグで狙うは優勝。7回目のグランプリ出場は当確圏をキープしてるのは、45歳に成っても進化し続ける超人、佐藤慎太郎(福島)、これ迄何度も連携して良い思いをさせて貰ってる後輩、渡邉一成(福島)の存在は百人力。

熊本記念が久留米で開催される様に成り、3回優勝してる中川誠一郎(熊本)は平オールスターの優参で静岡ダービー・別府全日本選抜・岸和田高松宮記念杯のGⅠを獲った時の脚力が甦って居り、自力でもやれるが、北津留翼(福岡)そして熊本の後輩、中本匠栄・上田尭弥・瓜生崇智・嘉永泰斗・松岡辰泰・松本秀之介・松川高大と目標に事欠かないのは有利で、復活の狼煙を挙げる4度目の優勝は熊本ファンの願い。

主力選手

脇本雄太(福井)

脇本雄太(福井) 94期生

リオ五輪のケイリンで金メダルを期待されて裏切った事で、東京五輪での雪辱を誓い、ナショナルチームで極限まで鍛え、世界の舞台で実績を残して迎えた本番は運に見放され、メダル獲得には至らなかったが、世界にその名を轟かせた功績は大。その間、国内の競輪でもオールスター・ダービー・寬仁親王牌・高松宮記念杯のGⅠを獲り、SSに在籍した人間離れしたパワーで熊本記念初制覇は次の寬仁親王牌に繋げるパーフェクトV。

中川誠一郎(熊本)

中川誠一郎(熊本) 85期生

熊本競輪が正式に3年後には再開される事が決定した事で、その時にはSSの赤パンツでと決めたのが高知記念・平オールスター・松戸記念の優出、それも本来の自力で決めたのは大きな自信に成って居り、優勝がノルマ化された地元記念に備え、早くから準備したならば「仏の誠ちゃん」は封印して「鬼の誠一郎」に変身して4日間、全力疾走。

松浦悠士(広島)

松浦悠士(広島) 98期生

強く成るための努力は惜しまずやり続けて来た事が3年前に大輪の花を咲かせた広島輪界のニューリーダー。僚友、清水裕友(山口)の頑張りで獲った競輪祭を機に超スターの仲間入り。昨年は名古屋オールスターで脇本雄太と歴史に残る名勝負を演じて優勝。今年は記念Vを量産すると同時に、京王閣ダービー・函館サマーナイトの特別を優勝。こゝ久留米はA級時代から慣れ親しんだ得意バンク。

平原康多(埼玉)

平原康多(埼玉) 87期生

御存知、輪界をこゝ迄引っ張って来た稀代のスター。恵まれた体から繰り出すパワーもだけど、混戦を苦にせず、何時如何なる時でもファンの期待を裏切らないレースを心掛けてるのに、縁が無いのは毎年の様に走ってるグランプリの優勝。今年は度重なる落車での怪我で出遅れているが、それでも出場圏内はキープして居り、これからの巻き返しは必至。久留米は2年前の記念Vのバンク。

佐藤慎太郎(福島)

佐藤慎太郎(福島) 78期生

2003年の高知全日本選抜を滑入し乍らGⅠ初優勝から4年連続してグランプリに出場。それから13年のブランクはあったが、賞金で5度目に返り咲くや、そこで優勝して賞金王に君臨。昨年の平塚に出たのも素晴らしかったが、更なる努力をしたのか今年の静岡GPもほゞ当確は御見事。久留米は6月の記念を走り、優出に失敗してるので、同じバンクでの熊本記念でリベンジを果たすと決めて、仕上げての参戦。

地元選手

中本匠栄(熊本)

中本匠栄(熊本) 97期生

2年前の熊本記念では難関の準決勝を突破するや、決勝は尊敬する先輩、中川誠一郎を優勝に導く鐘前カマシで男に成った事を機に急上昇。昨年は9月共同杯に出場、あれよあれよで決勝に乗るや、山田英明にマークして2着で涙を流してたら何と山田は失格、それで特別ウィナーの仲間入り。今回の地元記念は追い込み主体の運行で決勝進出に全力を投じる。

松川高大(熊本)

松川高大(熊本) 94期生

脇本雄太とは同期・同級生のライバル同士。現在はこのまゝ自力を続けるか、自在型に転向するか迷ってる様だが、持ってる力を発揮する道を早く見出す事か。地元記念は毎年の様に呼ばれて居り、昨年は決勝進出に成功。ならば今年もの闘志。

上田尭弥(熊本)

上田尭弥(熊本) 113期生

恵まれた体躯を生かした豪快な先行・捲りでS級優勝は2度経験、特別でも印象に残る運行で目立って居り、こゝ久留米は特別昇進を決めたバンク。今回の地元記念は決勝に乗って、中川の前で逃げる事に決めている。

瓜生崇智(熊本)

瓜生崇智(熊本) 109期生

九州学院時代から勇名を馳せたスプリンターは、こゝ迄来るには色んな経験をしたが、独自の練習で真のパワーを身に付け、それを前々自在に活用する事で大ブレイク。今年は武雄でS級初Vもだが、1月末の高松、そして9月向日町記念の優出は実力。

注目レース予想

10月7日(木)

6R

左鎖骨々折後で走った青森記念より数段良いのは熊本のホープ松本秀之介、格上坂井洋より前に位置しての必殺捲り。

5−2=17

8R

久留米はドル箱の門田凌に競輪祭を決めてる金子幸央のスピード合戦。

門田は、3−9−1

金子は、1−3−59

12R

大本命、脇本雄太は東京五輪からのハードスケジュールで腰痛発生で思った程練習やれてない不安をポロリ。それでの狙いは熊本記念(久留米)V4に目標定めた中川誠一郎。北津留翼を逃がしての番手捲りと信じて。

6−4−1357

10月8日(金)

初日に続いて狙い目を3個ピックアップ。

7R

人気は根田空史・諸橋愛に集中しそうですが、初日の脚なら取鳥雄吾が上と断定、そこで恵まれるのは大崩れしない香川雄介。

これに九州2人を入れての⑤−③=②⑦。

9R

渡邉一成・佐藤慎太郎の福島コンビは2車、そこで狙いたいのは熊本輪界の新星嘉永泰斗。

②−③=④⑨。

10R

確実に復活してる平原康多は、坂井洋を残したくても、坂井にその気は無いので仕方なく踏んだ時に狙いたいのは、瓜生崇智・松岡辰泰の熊本コンビ。

②③⑤ボックス。

10月9日(土)

準決勝をピックアップ

10R

死に役を買って出た林慶次郎を先輩北津留翼は今回の主役、中川誠一郎のために番手捲りを敢行。

⑤−①−②④⑦

11R

上田尭弥—中本匠栄—新納大輝の九州トリオに対して愛媛の2人は師弟ならば門田凌と上田の叩き合いは避けられず、そこを捲るのは平原康多。

①−⑤−②⑨

12R

今回の松浦悠士は不振と断定。そこでの狙いは死ぬ気の松岡辰泰に任せた嘉永泰斗・瓜生崇智の九州学院コンビ。

③=⑧−①②⑨

坂井洋の捲りに木暮安由はそれ以上。

⑨=④−①③⑦

10月10日(日)

最終日のピックアップ3番はしっかり決めたいと思います。

8R

準決勝で男を上げた松岡辰泰が上田尭弥の逃げか捲りを追っての単進出。

①−⑤=②⑦

10R

3日目にしてやっと素質を垣間見せたハンサムボーイ松本秀之介が先輩、中本匠栄—島田竜二を連れての先行か大捲り。

⑨−③−①②⑥

12R

準決で中川誠一郎に申し訳ない事をしたと思い込んでる好人物、北津留翼がなんと熊本若手コンビの前を志願した事で嘉永泰斗・瓜生崇智の九州学院同窓コンビを狙って下さい。

①=④−②⑦⑨

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